本記事では、お家に眠る古いスマホやiPhoneで子供のLINEを始める方法を解説していきます。

けい元携帯ショップ店長
2児(小学生と中学生)の父。携帯業界で10年以上の勤務経験があり、2014年から10社以上利用している格安SIMマニア。2019年に格安SIMのブログを立ち上げてから、気がつけば5年以上も毎日格安SIMの比較ばっかりしています。
古いスマホはOSバージョンを要確認!
- iOS:iOS17.0以上(iPhone XRが対象機種)
- Android:Android 10以上
LINEは、インストールできるOSバージョンが決まっています。
まずは、古いスマホがLINEをインストールできる状態か確認しましょう。
- 設定アプリを開き、一般、情報の順にタップ
- iOSバージョンを確認
OSバージョンが古かったら、新しいスマホへの買い替えも検討が必要です。
古いスマホで子供のLINEを始める際に必要なもの3つ
- LINE未登録の電話番号
- Wi-Fi環境
- 子供用のGoogle / Appleアカウント
古いスマホを子供のLINEを始めるには、上記の3つが必要です。
①LINE未登録の電話番号
必要なもの1つ目は、「LINE未登録の電話番号」です。
LINEを使い始める際、電話番号を使用した認証が行われるから。
必要な電話番号は、LINEの登録で使っていない番号なら、固定電話・携帯電話どちらでも大丈夫です。
②Wi-Fi環境
必要なもの2つ目は、「Wi-Fi環境」です。
LINEアプリのインストールや利用には、インターネット環境が必要だからです。
SIMなしの古いスマホでも、ご自宅のWi-Fiに接続すれば問題ありません。
③子供用のGoogle / Appleアカウント
必要なもの3つ目は、「Googleもしくは、Appleアカウント」です。
LINEアプリのインストールに必要なほか、子供に渡す古いスマホの使用制限なども管理できるようになるので、作成しておきましょう。
お子さんが12歳未満の場合、Appleアカウント作成後にスクリーンタイムの設定変更が必要です。
- 設定アプリを開き、スクリーンタイムをタップ
- コンテンツをプライバシーの制限をタップ
- 「App Store、メディア、Web、およびゲーム」をタップ
- 「アプリ」をタップ
- 「12+」をタップ
- 「戻る」をタップし、完了
古いスマホで子供のLINEを始める手順
- 古いスマホを初期化する
- 古いスマホにLINEをインストールする
- 古いスマホで子供のLINEを登録する
古いスマホで子供のLINEを始める手順は、上記の3ステップです。
古いスマホを初期化する
まず、古いスマホを子供に渡す前に、初期化することをおすすめします。
古いスマホにデータが残っていると、子供が写真やSNSなどを使えてしまい、予期しないトラブルに発展する可能性があるから。
古いスマホから必要なデータを有無を確認し、残しておきたいものは、利用中のスマホやパソコンなどに移しておきましょう。
- 設定アプリを開き、一般、転送またはiPhoneをリセットをタップ
- すべてのコンテンツと設定を消去
- 表示される内容を確認し、続けるをタップ
- 初期化が進んでいくため、「ようこそ」画面が表示されるまで待つ
古いスマホで子供のLINEを登録する
最後に、事前に用意した「LINE未登録の電話番号」を使用して、LINEの登録を進めます。
- LINEアプリを開き、新規登録をタップ
- 用意した電話番号を入力して「→」をタップ
- 電話番号を確認し、SMSの「送信」をタップ
- SMSに届いた認証番号を入力
- アカウントを新規作成をタップ
- 名前と任意で画像を設定して「→」をタップ
- 好きなパスワード入力して「→」をタップ
- 友だち追加設定の2項目ともチェックを外し、「→」をタップ
- 年齢確認は「あとで」をタップ
- 同意事項に同意していき、完了
子供のLINEを始める3つの注意点
- LINE登録済みの電話番号は使用しない
- 友だち登録の設定を変更する
- 未成年はID検索できない
ここからは、子供のLINEを始める際の注意点を3つ紹介していきます。
①LINEに登録済みの電話番号は使用しない
LINEに登録済みの電話番号を使用すると、現利用者のLINEはすべてのデータが消えてしまいます。
きちんと注意喚起が出ますが、読み飛ばして登録すると取り返しがつきません。
1度データが消えてしまうと復元できないため、注意してください。
②友だち追加の設定を確認する
初期設定のままLINEを使うと、LINE登録に使用した電話番号を電話帳に登録している人が、自動的に友だちになってしまいます。
特に固定電話を使用した場合、予期しない相手と繋がってしまう可能性があるため、確認しておきましょう。
- LINEアプリを開き、左下の「」をタップ
- 右上の「」をタップ
- 友だちをタップ
- 「友だち自動追加」と「友だちへの追加を許可」を確認
- オンの場合は2つとも「オフ」に変更
③未成年はID検索できない
未成年がLINEを使う場合、ID検索機能は利用できません。
子供とLINEで繋がるには、「QRコード」での追加を利用します。
- LINEアプリを開き、左下の「」をタップ
- 右上の「」をタップ
- QRコードをタップ
- 「マイQRコード」をタップ
- 表示されたQRコードを親のスマホで読み取る
外でLINEを使うなら「SIM契約」が必要
SIMなしの古いスマホは、Wi-Fiに繋がる場所でしかLINEを使えません。
そのため、外でLINEを使うなら「SIM契約」が必要です。
LINE利用に最適なのは「LINEMO(ラインモ)」
LINEMO(ラインモ)は、ソフトバンクの格安SIMブランド。
次の3つの理由から、LINEを使う子供のスマホにぴったりです。
理由①: LINEギガフリーを無料提供 | LINEがギガ消費ゼロ&速度制限なしで使える |
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理由②: 月額990円から使える | 2段階制プラン(①3GBまで月額990円、②3GB超え10GBまで月額2,090円)ですが、LINEギガフリーの効果で、外でLINEを使うだけなら月額990円で収まるご家庭がほとんど |
理由③: 通信が安定している | LINEMOは、ソフトバンクが自社回線で提供している格安SIMブランドなので、安定性・速度ともに問題なし |
よりコストを抑えるなら「SMS機能付きのデータSIM」
格安SIMの「SMS機能付きデータSIM」を選ぶと、よりローコストで維持できます。
なかでも、mineo(マイネオ)とイオンモバイルがおすすめ。
サービス名 | mineo(マイネオ) | イオンモバイル |
---|---|---|
データ容量 | 1GB | 1GB |
月額料金 | 880円 | 638円 |
特長 | ドコモ・au・ソフトバンク回線から、生活圏内の電波強度に合った回線を選べる | 1GB(+月額110円)単位でプランを選べる |
リンク |
ただし、これらの格安SIMは、大手キャリアから電波を借りている事業者。
お昼や夕方など利用者が増える時間帯は、通信が混雑することで「LINE通話の音声が途切れる」など、使い勝手が落ちやすい特長もあります。
「SMS機能付きデータSIM」の格安SIMは、あくまで「価格重視」の選択肢とお考えください。
子供に安心して持たせることができるのは、通信が安定しているLINEMO(ラインモ)と私は考えています。
古いスマホでLINEを使う際によくある質問
古いスマホで子供のLINEを始める方法のまとめ
古いスマホで子供のLINEを始めるには、まずは次の2つを確認しましょう。
- iPhone:iOS17以上(iPhone XR以降が対象機種)
- Android:Android 10以上
OSバージョンの確認と準備が終わったら、下記の手順で子供がLINEを使えるよう進めていきます。
- 古いスマホを初期化する
- 古いスマホにLINEをインストールする
- 古いスマホで子供のLINEを登録する
以上で、古いスマホで子供がLINEを使うことができます。
SIMなしの状態だと、Wi-Fiに繋がる場所でしかLINEが使えない点に注意してください。
もし、外でLINEを使いたいなら「SIM契約が必要」になります。
外でLINEを使うだけなら、月額990円で収まるLINEMO(ラインモ)がおすすめです。
